帰り道 空を見上げた
雲 ほとんど無く いわゆる晴れ
地元ほどの 星は見えないものの
「それ」は地元で見えるモノと変わらず浮かんでいた
真円とまでは行かないが ほぼ円を描いていた
「それ」は語りかけてくるわけではないが
見上げているだけで癒される そんな存在
自らが 光を発しているわけではなく
あくまで 反射して光っている
そんな優しい光だからこそ
癒されるのかもしれない
窓から見える「それ」を見上げながら
今日もまた 一人物思いにふける…